ついこんな時間まで読みふけってしまった。
古典的名著を今さら、読んだというわけですが・・・ いやおもしろかった。短いのでサクサクと読めます。 あの時代の愚かしさを知るにはオススメです。 やっぱね・・・ファシズムイクナイね。うん。 ここに出てくるナポレオンみたいな奴、あなたの周りにもいませんか? マッコイは今まで身近にこんな人が数名思い当たるので、 農場を見渡す丘の上で呟くクローバーの悲しさが、身に染みてわかりました。 「・・・もしわたしが、自分で未来像というものを抱いていたとしたら、それは、動物達が飢えと鞭から解放され、みんなが平等で、おのおのが自分の能力に応じて働き、メージャー爺さんの演説のあったあの晩、ひとかえりのみなし児のアヒルのひなたちを、私が前脚で守ってやったように、強いものが弱いものを守ってやる、といった動物社会の像だった。ところが、現実は、それとはおよそ正反対で--なぜだか、私にはわからないんだけど--誰も思っていることが言えず、獰猛ですぐ唸り声を上げる犬達が、ところきらわずうろつきまわっていて、自分の仲間が恐ろしい罪を告白してから、ずたずたに引き裂かれるのをじっと見守っていなければならないような、ひどい時勢になってしまったんだわ。わたし、反乱を起こしてやろうとか、命令に背いてやろうかとかいう気はさらさらない。こんな状態でも、ジョーンズの時代と比べてみればはるかにましなんだもの。人間たちの復帰だけは、なんとしてもくい止めなければならないんだわ。それはわたしにもわかっている。どんなことが起こっても、私は誠実さを失わずにいっしょうけんめい働き、与えられた命令を実行し、ナポレオンを支配者として認めていくつもりよ。しかし、それにしても、私や他のみんなが、希望を持ってせっせと働いてきたのは、なにもこんなふうになるためではなかったんだわ。風車を建設したのも、ジョーンズの銃弾に身をさらしたのも、もちろんこんなふうになるためではなかったはずよ。」 (・_・、)ホロリ う、長い。キーボードうつ手が疲れた。 次はなに読もうかな・・・ (^v^)ノ
by mccoy1234
| 2005-07-22 03:18
| Reading
|
関連ページ
カテゴリ
以前の記事
2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||