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戦う相手は誰か

雲ひとつない秋空の中、日曜日、等々力に行ってきました。
相変わらず交通アクセスの悪いスタジアムだなあ(疲)。
でも子供連れの親子がたくさんいて、フロンターレが着実に川崎という街に
根付いたチームであることがわかる。
チームが好調であるからか、この日の観客18,800人!
J1上がってよかったねぇ。(^v^)
2階席、サポーターの応援がイチバン激しいところ(爆心地、っていうの?)の
真上に座りました。お尻の骨、響く響く(笑)。

10/23(日) 川崎フロンターレ 3-1 柏レイソル

レイソルのファンの方には悪いが・・・門外漢ながらも、ちとキツメに書きます。
何もかも勢いのあるチームと、何もかも上手くいかないチームの差。だと思う。

象徴するシーンは前半の15分過ぎくらいに起きた。レイソルのチャンス。
FWの玉田(背番号28)がコーナーキックを蹴ろうとしてコーナーに近づく。
当然、そこは、川崎サポーターの目の前なわけで、
敵チームの玉田に対してブーイングがとどろく。まあ、コレは当たり前の光景なわけで。
ところが玉田は、そんなのほうっときゃあいいのに、
ぴたりと足を止め、5秒くらいサポーターを挑発的に睨みつける。
(彼の弁護をすれば、何か汚い野次を言われたのかもしれない、が)
ますますひどくなるブーイングの口笛の音。スタジアムの雰囲気が殺気立つ。
その後、ゴール前跳ね返ったルーズボールを再び玉田がタッチした瞬間、
フロンターレFWの我那覇(背番号9)が彼にタックル。
まるで「うちの大事なサポーターに何ケンカうってんだ!」とでも言うかのように。
審判に我那覇のハードチャージを大げさに訴える玉田。
しかし、西村主審は一顧だにせず。狼少年はもうたくさんだ、といったカンジでスルー。
そしてボールはフロンターレが繋いで柏のゴール前へ・・・

タックルを受け、すぐに倒れてゲームを止めてしまうのは黄色いユニフォームの方。
審判の判定が不服らしく、口を尖らせて食ってかかるのも、黄色いユニフォームの方。
正直、子供の駄々っ子振りを見ているようで、ヘキエキしてしまう。
(いや、つまらないゲームというわけではない、が・・・レベルは低いなあ、と思う)

今シーズン、レイソルの試合を見たのはこれで3試合目だけど、
キツイ言い方かもしれないが、だんだん戦う相手を間違えかけているのがわかる。
プレイヤーが戦うのは、同じフィールドの敵軍プレイヤーであって、
レフェリーや、(敵味方合わせての)サポーターではない。
戦うべき対象を間違えたとき、スポーツってすごくつまらなくなり、
ただただ、身体に負荷をかけ、苦痛にのたうつだけの“作業”になる。
しかしレイソルは負け癖がついたため、さらには審判問題の当事者によくなるため、
そんなこともわからなくなっている。こうなると修正は容易ではないと思う。
ラモスという劇薬を投入したとしても・・・(来期監督になるのか、彼?)

って、ここからは、蛇足。強引に繋げてしまいますが・・・
これはTRPGの世界でも同じことが言えるなあ、と思ってしまった。(^v^)
セッション中、プレイヤーが戦うのは、シナリオの中に出てくるモンスターや悪役であって
ゲームマスターや、他プレイヤーや、ルールシステムじゃないんだな、と。
敵にすべき対象を間違えてしまうと、マッコイもやはり、
この遊びがとたんにつまらなくなるときがあった。
たぶん、今日負けたレイソルの選手達のような顔をしていたんだろうね、そういう時。
このチームを反面教師にして、気をつけようと思った。

スタジアムからいろいろ学べるなあ。やっぱりサッカー観戦は楽しいね。
(^v^)ノ
by mccoy1234 | 2005-10-24 23:56
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