昨日見たロシア戦争映画です。 例によって彩プロ。TSUTAYAで借りました。 *リード文はこんな感じ* 第二次世界大戦中の北極圏攻防戦を描いた戦争アクション。ドイツ軍と激しい戦闘を繰り広げるソ連軍。親友を失ったパイロット、戦火で行方不明となった妻子を探す司令官…。それぞれの想いを胸に、ソ連の兵士たちは特攻機“イリューシン4T”で発進する。 特攻機イリューシン4Tって、ちょっと待てお前・・・(;´Д⊂) ホントはこんな飛行機です。うわー・・・(泣) 機首全面ガラス張りじゃないですか。ここに、雷撃手は寝そべって、 魚雷の照準を合わせるのです。まあ、なんて広い視界でしょう(;・∀・) ちなみにこの位置は、敵艦からの対空機銃で、イの一番に身体が吹っ飛びます。 主人公が所属するのはWW2のソビエト空軍雷撃隊で、 相手はドイツの通商船隊という、もう、なんというか、 この世の果てで繰り広げられるマイナーな戦いを描いております。 この映画、航空映画にありがちな、キレイな青空のシーンが一秒たりともありません。 全編通して、寒々しいどよーんとした曇り空です。それに引きずられるように キャラ全員もどよーんとしており、それぞれのエピソードもどよーんと沈滞して、 ラストはどよーんとした機内の雰囲気のまま、凍てつく海に散華しておしまい。 という、なんとも救いがたい陰鬱な気持ちにさせられます。 あ、でもちょっとだけ女優陣はキレイだった。あと司令官のキャラ立ちもいいカンジ、かな? この映画のウリは・・・ およそ日本では全く馴染みのないソ連機がたっぷり出てきて、 役者のみなさんがいろんなコネタを見せてくれます。 搭乗員の乗り込み方とか、雷撃時の照準方法とか・・・ おそらく日本の我々には、Il-4Tの内部についてどうなっているのか、 この映画以外に資料を入手できないと思います。 というわけで、ソ連航空機マニア、特に雷撃機マニアには、必見の映画といえます。 (^v^)ノ 【マッコイ式戦争映画採点表】 ストーリー(5.0) テーマ希少価値(6.0) 役者演技(5.0) 史実再現(5.5) 高揚感(4.0) 男泣きレベル(5.0) 戦争やりたくなくなる度(5.5) 兵器マニアック度(6.5) 総合評価(5.0)
by mccoy1234
| 2005-11-23 01:39
| Sinema
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