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あらためて日豪戦

W杯に茂庭出場という、「ドーハの悲劇」「クアラルンプールの歓喜」「マイアミの奇跡」に並ぶ
「カイザーシュラウテルンの衝撃」を味わったマッコイです。
まあその驚嘆の気持ちも薄れ、あらためてDVDに録画しといた日本vsオーストラリア戦を、見直す。

・・・ ・・・ ・・・ 。

非国民とか言われるかもしれないけど・・・まあ、日本の中村の先制点は、誤審だよなあ。
あの高原のキーパーチャージがOKだったら、サッカーは別のスポーツになっちゃうよ。(笑)
でね、ああ、なるほどお・・・
例えば、マッコイが日本人でなく、どっかよその惑星から来た宇宙人だとして、だ。
いきなりドイツにビーム着陸して、サッカーのルールも知らないままに、この一戦を見学したとしよう。
だったら、どっちのチームを応援するかというと、サッカルーズ(オーストラリア)の方だと思う。

「あんな判定に納得いくかー!おはんら漢なら、根性見せて刺しちがえさらせえー!」

後半30分過ぎてもなお、もう、バカの一つ覚えのように、
縦ポンでセンターFWのビドゥカ、ビドゥカ、ビドゥカ・・・。
武骨な男たちの突撃。ペナルティエリア内であいつら仁王立ちだあ。まさにブレイブハート。
小手先だけでかわし続けたおぼっちゃまの日本は、ついに同点に追いつかれ・・・。
その後はもう・・・蹂躙されまくり・・・

豪「祭りじゃあ祭りじゃあ、カーヒル祭りじゃああああ!」
日「あわわわわ((((;゚Д゚)))」

正直、どっちが誇り高い“サムライ”だったかというと、オーストラリアだと思う。
パスサッカーだのプレスディフェンスだのわかんねーし、
どーせ俺ら不器用なんだから、こうなりゃ死ぬまで走って体格差でぶっちぎれぇ!
という単純明快なサッカー馬鹿によるサッカー(これ、ほめ言葉よ)
もうちょっとカッコよく言うならば、だ。
「俺らにはこの武器しかない、だから、これで戦うしかない」という壮絶な覚悟。
ああそうだ、松本零士の戦場ロマンシリーズにあったな。こういう日本狙撃兵の話が。

【パイロットの敷井大尉】
「世界には、もっといいピストルがある。狙撃銃にしても、小銃にしても、もっといいものがある。
 あんたにそれを持たせてやりたいと思ってね・・・」
【名も無き狙撃兵】
「今さらそんなことを言うな!いろんな良い銃があっても俺には関係がないんだ。
 この38式と14年式が、俺にとっては最高の銃だ。世界一だと信じているんだ・・・
 意地でも信じているから、ここで、ひとりで、戦争してるんだ。
 もし、あんたらが外国の、もっといい銃や、いい戦車について知ってたんなら・・・
 何でそんなのを相手に戦争をおっぱじめたんだ!?
 今頃“こんなもん”と言われても手遅れだ!!
 いいか、これは、この世界でいちばん良い銃だ!いちばん優れた小銃なんだ!!
 俺にはこれしかないんだ!だから、これがいちばんいいんだ!!」


ちょっと相手をほめすぎ?
でもブツブツ日本代表にネガリ続けるより、建設的かと。
このチームから見習うところはたくさんある。すごく刺激になった。
だからオーストラリアがアジアに移って、新しいライバルになることを喜びたい。
「熱い闘争心は小手先の技術に打ち克つ」ってことを思い知らせてくれるんだから。
この国に勝つのは大変だけど、いつか勝てたときは、スゴクうれしいんだろうなあ。

(^v^)ノ

あらためて日豪戦_d0025070_0481478.jpg

by mccoy1234 | 2006-06-14 00:03
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