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尻啖え孫市

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しりくらえ・まごいちと読みます。
雑賀鉄砲衆の頭目、雑賀孫市を主人公とした歴史小説です。
英語で言うと、F##k off MAGOICHI とか
Kiss my A## MAGOICHI とかになるのかな(笑)。

司馬遼太郎の本はうんちくが多くて
とっつきにくいのですが、この本は楽しく読めました。
650ページくらいあるぶっとい文庫本
だったんだけど、一気に読んでしまった!!






この主人公、とにもかくにも鉄砲の名人、戦いの天才。
小説の序盤、信長の前で「余興を見せろ」と命じられた孫市が
鉄砲の発射音を伴奏代わりにして舞いを踊ります。
それは南国紀伊の青空のようにあっけらかんとしていて、
なおかつ戦国の凄味を味あわせ、思わずゾクゾクっとなります。
その後、ただ単になりゆきというか、女の恨みで、
天下一統を目前にした信長軍に対抗して痛撃を食らわせます。
それでいて坊主は大っきらいだそうで、このひと。
だけど本願寺に味方して戦っちゃうの。おもしろいねえ。
バキューン、ドキューン、鉄砲大盤振る舞い。
それから女好きも日本一!(^v^)
放埓さにあきれ果てたヒロインの小みちに、自己肯定する文句がまた痛快。

・・・まあまあ聞いてくれ、世に好色な男というのは行者のようなものだとわしは思うておる。行者は、この天地の間に、なにが絶対真理(ほとけ)であるかを探し求めている。好色漢(すきもの)も同じで、何が真の「おんな」かと探し求めている。この連中は女を仏と思っているのだ。ただの男ではない。

だってさ!(・∀・)
TRPGで「好色」の性格をロールする人は、せめて彼くらい理論武装できないとね。
やりたいことやって、派手に太く短く生きて、すっと歴史の表舞台から消える。
男子として憧れてしまいますが、こんな生き方は、今の日本に生きるマッコイには無理でしょうなあ。

次はなに読もうかな・・・

(^v^)ノ
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by mccoy1234 | 2006-11-16 22:54 | Reading
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