カテゴリ:Sinema( 14 )

チームアメリカ☆ワールドポリス

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「サウスパーク」のスタッフが作った人形アニメ映画。
サウスパークってのは過激なアニメらしいんだけど、
マッコイは見たことないのよね。
いろんな方々から「こいつはすげぇぜ(@o@)」
話題にしていたのは聞いてたんですが、
1,500円の廉価版DVDに
なってたところを買いました。
平成版サンダーバードかと思ったら…


おい…

話題作どころの騒ぎじゃねえよ、コレ。(゚Д゚ )
ととと、とりあえず、リード文はこんなカンジ。

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「チーム・アメリカ」は、平和を乱すテロリストに対抗するため結成された国際警備組織。「救済と称して破壊を繰り返しているだけ」と非難されようと、今日も世界のどこかで憎きテロリストを無差別に殺しまくっている。そんな彼らは、ある国の独裁者がテロリストに大量破壊兵器を売りさばこうとしているとの情報をつかむ。そこでおとり捜査を計画したリーダーのスポッツウッドは、その演技力を買って、なんとミュージカル俳優のゲイリーをスカウトする。

=======================================

いや、そんなあらすじなんかどうでもよくって、結論から言うと、

文句なしにサイテーの映画。でもサイコー。
でもサイコーだと思えるのは、マトモじゃない人だけ。やべっ。


彼らがコケにしているのは、単にアメリカや北朝鮮だけではなく
J.ブラッカイマーの映画作り、ハリウッドのセレブたち、その他もろもろの…

なにもかもすべて。ひょっとしたら画面を見ている喜んでいる俺すらも。

もうこれでもかと、ネタにして、馬鹿にして、セ☆☆スして、ゲロ吐いて、
マッコイはツボにはまりまくりでした。あー、腹イテエやあはははは。
これぞ筋金入りのアナーキスト。これぞ18禁映画。
低俗かつ下劣、子供に絶対見せてはいけません。
いい子ちゃんはピクサースタジオ作品でガマンしときなさいって(^v^)

ああそうそう、曲もいいよ。
見終わった後♪あめぇ~りか~ ふ☆☆く、いぇ~!!♪
と歌いだしそうになること、請け合いです。

まぁ~っと、でぇいも~ん…か…うぷぷ…(^v^)ノ

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by mccoy1234 | 2006-07-25 23:08 | Sinema

バルトの楽園

本日参加予定だったベルマーレ・クラブハウス問題の署名活動は中止になって、
なんか日曜日の予定がぽっかり空いてしまったマッコイです。
朝起きてから、深夜なのでVTRに録画していたアルゼンチン×メキシコ戦をボーッと鑑賞。
延長戦突入・・・って、えええ(@v@)、
M・ロドリゲスのEL GOLAZOOOOOOOOOO!!!!!!

マラドーナもおおよろこび(笑)

d0025070_23504090.jpgばっちり目が覚めたので、
午後は品川で映画を見てくることにした。
「バルトの楽園(がくえん)」です。
わが国の誇る暴れん坊将軍の松平健と、
「ヒトラー/最期の12日間」で鬼気迫る名演だった
ブルーノ・ガンツの競演ということで、
前々からチェックしておいたのですな。




リード文はこんな感じ

第一次世界大戦中、徳島県鳴門市の板東俘虜収容所で日本で初めてベートーベン作曲の『交響曲第九番 歓喜の歌』が演奏されたという実話を基に、ドイツ人捕虜たちと収容所員や地元民たちとの心の交流を描いた感動ドラマ。

さてさて、こういう捕虜収容所ものというのも、
実は戦争映画では立派な1ジャンルとして成立しており、
有名どころでは「戦場にかける橋」ですとか「第十七捕虜収容所」とかがアリマス。
ああ、そういえば「大脱走」もそうだね。それでこの映画ですが・・・
四国独特の、どことなくあったかいフンイキが、そうさせるのか、
まあまあのヒューマンドラマテイストでした。というか、マツケン祭りだ!(゜∀゜)

<それでは、マッコイ的ポイント>
○波がざばーんっと、東映のおなじみのオープニング。そして世界地図へ。
 何か緊迫感のねえナレーションだなあ、と思ったら、林家正蔵でした。いろんな意味でスゲエ。
○青島陥落シーン。砲弾降り注ぐ塹壕内で降伏するかどうか苦悩する青島総督役のB・ガンツ。
 いやいちばんえらい総督はこんな前線で戦闘指揮なんかしてないから・・・。
○戦闘シーンはここだけだが、なぜドイツの海軍兵士が陸戦しているのか、
 っていうのは、ナレーションか字幕で触れた方がいいかもね。
 今後の収容所内もずっとその衣装で通すわけだし。違和感を覚える人もいた。
○出た!坂東英二!! 噂どおりの怪演だが、
 これが逆に前座となって、次に来るマツケンの演技を引き立てている。
 そうか、彼の役割は、被害標的艦か・・・
○出た!泉谷しげる!!噂どおりの怪演だが(以下略)
○そして所長の松江大佐役のマツケン、登場。自転車に乗って収容所へ。
 人柄を示す演技ぶりで、序盤からくすぐる、くすぐる。じいさんばあさん、クスクス。
○そうか、バルトって、バルト海のことじゃなくて、松江所長のチャームポイントの
 ドイツ語の「ヒゲ」って意味か。マツケン所長のヒゲ演技、くすぐるくすぐる。
○そしてそんな年配の方向けにダメ押しでサービスシーン。捕虜脱走。
 軍馬でかっかっかっ・・・と駆けつけるマツケン所長。大音声で「どうしたあ!!」
 おお!暴れん坊将軍だあ!!その何の必然性も無い乗馬シーンに、爆笑をこらえるマッコイ。
○脱走して負傷した独兵士を治療する百姓老女役の市原悦子登場。
 イッキにエツコ・ワールドに引き込む。ここでも爆笑をこらえるマッコイ。うぷぷ。
○ヒロイン少女の志を、登場。青島で戦死した独兵士(元は横浜の商人)の遺児役。
 彼の最期を語る戦友「お父さんは最期まで戦うのを拒んでいた・・・」って、
 だったら何で1914年段階で志願してんだYO!!ヽ(`Д´)ノ
○マツケン所長、晩酌シーン。協賛にキリンビールが入っているからといって・・・
 そう、あからさまにロゴをカメラに向けて置くのはどうかと(苦笑)。
○何か長えなあ。上映時間132分かよ。トイレに行き始める人、ちらほら。
 椅子の上でマッコイも何回も足を組み直す。
○おっ、副官の高木役の國村隼、ドイツ語うまいなあ。Aプラス。だれ気味の映画を引き締め直す。
○だけどマツケン所長に何かと反発する伊藤役の阿部寛の演技はDマイナス。
 その負の感情がよくわからない。
○その点、息子を青島戦で失った馬丁宇松役の平田満はうまかった。
 ドイツ降伏後に「よかったなあ、お前の死が、お国の役に立ったんや・・・」と仏壇の前で
 号泣するシーンは、唯一この映画でちょっとウルッときた。
○マツケン所長、会津時代の幼少回想シーン。虐殺する新政府軍。強制移住される敗残の会津士族。
 しつこいまでに長々とやります。もう、これでもかと。会津人の怨念恐るべし(((( ;゜Д゜)))
 彼らが昭和20年に「薩長の政府が負けたぞ!」と言って喜んだのは、有名な話。
○わかる人にはわかる「ユーハイム」設立の秘話なんかも盛り込んでいる。
 これはストーリーにうまく組み込まれていて上手いツクリ。高評価。
○そしてクライマックスの第9交響曲「歓喜の歌」の演奏シーンへ。
 日本人はやっぱこの曲を聞くと感動するDNAが組みこんであるらしく、
 まあ、何だかんだいってもマッコイも背筋がゾクゾクするわけで・・・

生意気な言い方すれば、まあ、年配の方向けのヒューマンストーリーで、無難にまとめたなあ。って感じです。
マッコイの隣の席の老夫婦はそれなりに満足して
「こういう映画もっと作れば、中国とか韓国とか、見直してくれるのにねえ♪」と帰って行きました。
でもマッコイ的には、これは2時間半くらいのTVドラマスペシャルで十分な内容だと思います。
数億円かけて俘虜収容所のセット作ってまで、金かける必要は・・・
(このセット、映画公開終了後はテーマパークになるらしい。俘虜収容所のテーマパークって・・・orz)

え? ブルーノ・ガンツはどうだったかって??
マツケン・オーラに消されてたよ見事に。もう、クロアチア戦の中村俊輔のごとく・・・(笑)

【マッコイ式戦争映画採点表】
ストーリー(5.0) テーマ希少価値(6.0) 役者演技(5.5)
史実再現(6.0) 高揚感(5.0) 男泣きレベル(4.5)
戦争やりたくなくなる度(5.0) 兵器マニアック度(4.5) 総合評価(5.0)

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by mccoy1234 | 2006-06-26 00:02 | Sinema

戦場のアリア

d0025070_2329039.jpg川崎のTOHOシネマに行って見てきました。
戦争映画マニアとして、以前からチェックしてたんだけど、
もう公開終了ギリギリになってしまっていて
上映は17:30の1回だけ。
何とか潜り込んだ。ふいいー。( ´ー`)

これは・・・
フランス/ドイツ/イギリス/ベルギー/ルーマニア
による合作戦争映画です
(ルーマニアはたぶんロケ地貸しただけだろうな)。
フランス・ドイツ・BEF(スコットランド)の
各軍塹壕内を三元中継みたいに、
それぞれにエピソードが進んで行きます。
スコットランド軍陣営で奏でているバグパイプが、
次のシーン、ドイツ軍の塹壕内、冒頭でかすかに聞こえる、
といった感じで、多国籍の作成体制だからこそのストーリー。
ビバEU。欧州統合。NO BORDERな気配り哲学。
でもこういう一元的な物の見方でない、公平な作り、マッコイはスキですね。(^v^)

あらすじはこんな感じ

1914年、第一次大戦下。フランス・スコットランド連合軍と、ドイツ軍が連日砲弾を鳴り響かせているフランス北部の村。クリスマスだけは家族のもとへ帰りたいと兵士の誰もが願っていたが、戦況はますます熾烈さを極めていた。やがて訪れたクリスマスの夜。ドイツ軍には10万本のクリスマス・ツリーが届けられ、スコットランド軍の塹壕からはバグパイプの音色が聞こえてくる。そして、奇跡は起こった--。

WW1のクリスマス休戦(それも勝手に!)って、けっこう有名です。
塹壕を出て英独の兵士がサッカーした、とか。
そんなエピソードを散りばめて描ききって、
2005年アカデミー外国映画賞にノミネートされたそうです。
近代戦という鉄塊に引き潰される歩兵が経験した、一瞬のファンタジー。
だけどそれが許されるはずもなく、「あっちも俺らとおんなじだ!」と
思い始めた兵士達はやがて・・・あうう・・・(泣)

<それでは、マッコイ的ポイント!!>
○まずは1914年の、およそ近代戦にマッチしてないヒロイズム全開の軍服にハアハアしろ
 仏軍の赤ズボン、独軍のとんがり兜、スコットランド軍のチェックベレー帽、などなど・・・
○WW1初期なので、まだまだ歩兵戦闘中心です。ただひたすらエラン(突撃)の繰り返し。
 このあと毒ガスとかが出てきて、地上戦は地獄と化すんだけどね。
 まだまだ、どことなく、のどか~って感じ。
○スコットランド軍の従軍司祭役のゲーリー・ルイス、いい演技しているなあ。
 殺人を肯定すれば神の教えに背く・・・というジレンマを見事に表現している。
 クソツボにいやな上官をはまり込ませる手口も見事!こういう人、兵隊に人気出るよね!
○逆に恋人連れてフランスに亡命しようとするヒロインには共感できなかった。
 おまえ「どうかベルリンに届けてください」と託した独軍兵士の手紙を何だと(以下略)
○フランス軍のオードベール中尉、勝手に敵とコミュニケーション取ったことがバレて
 将軍の父ちゃんからヴェルダン行きを通告されます。きゃー!!
 後ろのカップルの見終わった感想 「へえ、助かるんだあ。やっぱりオヤジのコネって・・・」
 バカお前、それはいわば、ガダルカナル行きと同義語だっての。(><)
○ドイツ軍のホルストマイヤー中尉も「私はユダヤ人ですので
 クリスマスはあまり関係ありませんが」とか言っちゃってるし。
 この戦争を生き延びたとしても・・・あああー!
 登場人物全員がホロ苦エンディングじゃねえか。
 そしてこのダニエル・ブリュールって俳優、どっかで見たと思ったら
 「グッバイ・レーニン」の人かあ。なかなかいい演技だね!
○ヒロインのベッドシーン、エロスギ。さすがフランス映画(*´д`*)
 クリスマスに「何か感動物見たいよね」と、DVDを借りて
 家族団欒で見るときには十分注意しましょう。
○スコットランド兵の弟。兄ちゃんの死を告げられずにウソの近況報告の手紙を実家に書く。
 心にズンと重くクルなあ。肉親を殺された憎悪はヒューマニズムを凌駕してしまうのか・・・
 あえて彼の結末を描かずに観客に問題提起させた監督の手腕は見事。
○戦場の聖夜に響くバグパイプの音・・・いいなあ。じーんときた。
 あの音色を聞けば、やっぱ殺し合いするどころじゃなく、故郷を思い出すわなあ。
 な、泣いたりなんてしませんでしたわっ!(`・ω・´)(←何そのツンデレ口調)

しかし・・・なぜこの時機に・・・初夏に見てもなあ。
12月に公開すればもっと感動するだろうに。

【マッコイ式戦争映画採点表】
ストーリー(6.0) テーマ希少価値(6.0) 役者演技(6.5)
史実再現(7.0) 高揚感(6.0) 男泣きレベル(7.0)
戦争やりたくなくなる度(6.5) 兵器マニアック度(6.5) 総合評価(6.5)
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by mccoy1234 | 2006-05-13 23:32 | Sinema

男たちの大和 -YAMATO-

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昨日見た戦争映画の感想です。
不肖マッコイ、戦争映画は常人の倍くらい見て
それなりに耐涙性(泣かない度合)は強固である。
しかし・・・
しかし・・・
ここまでやられると、ダメだあ。。・゚・(ノД`)・゚・。

<マッコイ的号泣ポイント(ネタばれ)>
○お兄ちゃんの水葬
○ぼたもちと雪の降る朝に母との抱擁
○妙子ちゃんの告白とバス停前の別れ
○馬鹿騒ぎと「死に方用意」
○先輩に助けられての神尾の脱出
○伊藤司令長官の「残念だ」と言い残して艦橋退場
○西の田んぼのシーンで神尾の土下座
○しかもその後、西のお母さんが土下座(合わせ技で1本!)
○ヒロシマ
○「わしがそのあと60年生きていた意味がやっとわかった・・・」

ずらっと並べただけでも、こんなにあったよ。忘れたけど、他にもあったと思う。
ベタなのに・・・もう破滅エンドだとわかってるのに・・・(;´Д⊂)
不謹慎な言い方かもしれないけど、例えば、ハリウッドの外国戦争映画だと
どんなにお涙頂戴の場面でも「あ、ここで死なすんだあ、へえ」
なんて、マッコイはワリと客観的に見られるんだけど、
自分と同じ顔立ちの日本人がバタバタ死んでいく日本の戦争映画は、
やっぱり感情移入してしまいます。

マニアックな視点で見ると、セットもスゲエス。やっぱり実物大は迫力あります。
主人公配属場所の25粍三連機銃がどんな風に操作するのか参考になりました。
いや、アレじゃ飛行機に当たらんわ。三式弾発射とか、戦術のディテールも凝ってます。
あと大和内部も、釜焚き所とか、武道訓練室とか、防空指揮所とか、
想像ではなく生存者証言を元に細部までしっかり作ってます。
CGもなかなか精密で見ごたえありました(実物との継ぎ目がわからない!)。
勇壮かつ悲壮な久石譲によるテーマ音楽も泣かせます。
スクリーンにアジアの地図がいっぱいに映り、男性アナウンサーの声で
「1941年日本海軍は・・・」と緊張に満ちたお約束の状況説明シーンには
ああ、東映の戦争映画だ、と思わず懐かしくなってしまいます。

ただちょっとケチをつけると、戦闘シーンのカット割りが多少スピーディすぎ。
悪く言うと乱雑で、登場人物の誰がいつ死んだのかわかりにくいところ。
でもそれが「どんな兵士でもあっちゅう間に死ぬんだ」という
無慈悲な鉄の暴風を表現してますから、賛否両論なのかな。
敵方の航空機も、もう少し、見せてくれ。TBDアベンジャーしか確認できなかったぞ。
雪風とかの、天一号作戦に参加した他の艦も見たかったな。
このダメダメな時期になってもなお、輪形陣を見事に編成している帝國海軍の心意気とか。
でもそんな小ネタ入れても、マッコイ的にはうれしいけど、他の観客には余計なシーンだよな。

「戦争イクナイ!(・A ・)」とかそんな当たり前のことはとにかく(いやもちろん戦争は嫌だけど)
平和な時代に生きてる自分は、その幸せを感じつつ、
1日1日を無駄にしないで、有意義に生きることにしよう。

そんな気持ちにさせる映画です。DVDではなくスクリーンで見られて良かった!(^v^)

【マッコイ式戦争映画採点表】
ストーリー(6.5) テーマ希少価値(6.0) 役者演技(7.0)
史実再現(7.0) 高揚感(7.0) 男泣きレベル(8.0)
戦争やりたくなくなる度(7.5) 兵器マニアック度(6.0) 総合評価(7.5)

(^v^)ノ
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by mccoy1234 | 2006-02-05 09:46 | Sinema

チャーリー、キテマス。

街のCD屋をうろついていたら、最近はDVDが500円で買えるんだね。
というわけでつい懐かしくなり「モダンタイムス」「黄金狂時代」を購入。
まあ古典なのですが、土曜の夜、ゆったりと鑑賞しているのであります。
この映画観るのは大学生の時以来ですが、今見ると、チャーリーの動き、キレキレ。
脂が乗り切ってます(^v^)すげぇよローラースケートのシーン。カットなしで一発撮りだよ・・・

機械文明に抵抗して個人の幸福を求める話「モダンタイムス」
これは社会の教科書にも載ってる、有名なワンカット。
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「モダンタイムス」はチャーリーの初トーキー作品。
これには有名なエピソードがあって・・・
時はサイレント(音声なし)からトーキー(音声あり)映画に移行する真最中。
でも喜劇王チャップリンは頑なに自分の映画の音声化を拒みます。
彼が言うには・・・

「自分が英語で話したとして、フランスの人は笑ってくれるのか?
 ドイツ人は?オランダ人は?スペイン人は?ロシア人は?日本人は?」

当時は画面に合わせて字幕を入れる技術が未熟だったのです。
言葉が異なるいろんな人が笑ってくれるために、あくまでサイレントにこだわるチャーリー。
うーん、コスモポリタンですね。しかしそんな彼を、映画批評家は
「今さらサイレント映画なんて、時代遅れだ」
「彼の声はひどいから、トーキーにできないんじゃないか???」
なんて批判的論調で雑誌に書きたてる。

そこでチャップリン、初の自分の声をこの映画で発表します。
それが、チャーリーがウェイターとなって軽妙に歌い踊る「ティティーナ」という歌。
艶やかな美声。豊かな表情。明快な曲構成。キレキレの動き!(^v^)
そして何とこの言葉、世界に存在しない全くのデタラメ語なのです。
批評家は強烈なチャーリーの皮肉を受け、恥じ入るだけだったとか。
そして、世界の人が笑い転げたそうです。

・・・というような話を、当時、誰かから聞いたなあ。
さて、この「ティティーナ」ですが、最近ラップミュージックでカバーされて甦ったとのこと。
うーん興味あるなあ。買ってこようかなあ。
(そしてまた家のガラクタが一段高くなる・・・)

(^v^)ノ
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by mccoy1234 | 2006-01-15 01:34 | Sinema

北極圏対独海戦1944

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昨日見たロシア戦争映画です。
例によって彩プロ。TSUTAYAで借りました。

*リード文はこんな感じ*
第二次世界大戦中の北極圏攻防戦を描いた戦争アクション。ドイツ軍と激しい戦闘を繰り広げるソ連軍。親友を失ったパイロット、戦火で行方不明となった妻子を探す司令官…。それぞれの想いを胸に、ソ連の兵士たちは特攻機“イリューシン4T”で発進する。





特攻機イリューシン4Tって、ちょっと待てお前・・・(;´Д⊂)
ホントはこんな飛行機です。うわー・・・(泣)
機首全面ガラス張りじゃないですか。ここに、雷撃手は寝そべって、
魚雷の照準を合わせるのです。まあ、なんて広い視界でしょう(;・∀・)
ちなみにこの位置は、敵艦からの対空機銃で、イの一番に身体が吹っ飛びます。

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主人公が所属するのはWW2のソビエト空軍雷撃隊で、
相手はドイツの通商船隊という、もう、なんというか、
この世の果てで繰り広げられるマイナーな戦いを描いております。
この映画、航空映画にありがちな、キレイな青空のシーンが一秒たりともありません。
全編通して、寒々しいどよーんとした曇り空です。それに引きずられるように
キャラ全員もどよーんとしており、それぞれのエピソードもどよーんと沈滞して、
ラストはどよーんとした機内の雰囲気のまま、凍てつく海に散華しておしまい。
という、なんとも救いがたい陰鬱な気持ちにさせられます。
あ、でもちょっとだけ女優陣はキレイだった。あと司令官のキャラ立ちもいいカンジ、かな?

この映画のウリは・・・
およそ日本では全く馴染みのないソ連機がたっぷり出てきて、
役者のみなさんがいろんなコネタを見せてくれます。
搭乗員の乗り込み方とか、雷撃時の照準方法とか・・・
おそらく日本の我々には、Il-4Tの内部についてどうなっているのか、
この映画以外に資料を入手できないと思います。
というわけで、ソ連航空機マニア、特に雷撃機マニアには、必見の映画といえます。

(^v^)ノ

【マッコイ式戦争映画採点表】
ストーリー(5.0) テーマ希少価値(6.0) 役者演技(5.0)
史実再現(5.5) 高揚感(4.0) 男泣きレベル(5.0)
戦争やりたくなくなる度(5.5) 兵器マニアック度(6.5) 総合評価(5.0)
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by mccoy1234 | 2005-11-23 01:39 | Sinema

マッコイブログ2005における映画採点法について

このブログではたびたびマッコイが見た
戦争or歴史映画についていろいろ感想を書いてきました。
その中で、結論となる採点書式をいろいろ試行錯誤してみて、
前回のシュトラフバットのような「九項目分類・フットボール採点方式」
マッコイにとっていちばん書きやすいような気がしました。

ちなみにフットボール採点方式とは、試合に出た各プレイヤーを
その試合を見ていた記者が、それぞれ数字で0.5刻みで採点していくもので、
いちおう6.0が平均です。(記者によっては5.0が平均の厳しい人もいる)
大まかに書くと基準はこんな感じ

8.0 ネ申
7.5 感動した!
7.0 あなたのおかげで今日はシアワセ
6.5 まあ、いつもよりよかった
6.0 ふつう
5.5 いつもより悪い
5.0 不満。チケット代損した
4.5 ちょwwwおまwwww
4.0 死ね

で、今までこのブログで書いた、マッコイが見た戦争or歴史映画について、
もう一度この方式で評価をし直してみたのです。
ずっと模索してたんだけど、あーこれですっきりした。

2005年4月15日【ローレライ】
ストーリー(4.0) テーマ希少価値(5.0) 役者演技(6.0)
史実再現(4.0) 高揚感(4.5) 男泣きレベル(4.5)
戦争やりたくなくなる度(5.0) 兵器マニアック度(5.5) 総合評価(4.5)

2005年8月10日【ヒトラー/最期の12日間】
ストーリー(6.0) テーマ希少価値(7.0) 役者演技(7.5)
史実再現(7.0) 高揚感(5.0) 男泣きレベル(6.5)
戦争やりたくなくなる度(7.0) 兵器マニアック度(6.0) 総合評価(7.0)

2005年11月1日【バルト大攻防戦】
ストーリー(4.5) テーマ希少価値(6.5) 役者演技(5.0)
史実再現(6.0) 高揚感(5.0) 男泣きレベル(5.5)
戦争やりたくなくなる度(5.5) 兵器マニアック度(5.0) 総合評価(5.0)

2005年11月2日【ファイアー・アンド・ソード】
ストーリー(4.0) テーマ希少価値(7.0) 役者演技(5.5)
史実再現(6.0) 高揚感(7.0) 男泣きレベル(6.5)
戦争やりたくなくなる度(5.5) 兵器マニアック度(6.5) 総合評価(6.0)

あくまでもマッコイの主観による採点ですので、他の人はまた違うと思います。

(^v^)ノ
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by mccoy1234 | 2005-11-12 21:54 | Sinema

シュトラフバット(捕虜大隊)

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ロシアのテレビドラマシリーズなのだ。
なんでも高視聴率を記録したとかで・・・
最近ウチの近くのTSUTAYAが
何だかおかしいことになっていて
こういうポジション(彩プロ系列)のDVDを
たくさん置いてくれるのでうれしい限りである。
いや、マッコイみたいに借りる人がいるから
置くんだろうけど。


<リード文>--------------------------------------------------------
戦史に抹殺された男たちの報われぬ戦いを描いた、戦争大河アクション巨編。ロシア版「バンド・オブ・ブラザーズ」とも呼べる本作は、裏切り者の烙印を押された者たちだけで組織された部隊"シュトラフバット"に課せられた苛酷な戦いをリアルかつダイナミックに描き、本国ロシアにおいて記録的な高視聴率を獲得した。
1942年の夏。ドイツ空軍による空爆で多数の犠牲者を出したロシアは、戦力を維持するべく、とある部隊を結成した。それは政治犯や脱走兵、犯罪人、ドイツ軍に捕らえられていた捕虜など、祖国を裏切った者たちだけで組織された特別部隊だった。彼らの義務はただひとつ、「死んでみずからの罪を洗い流す」こと。こうして、同胞のみならず祖国からも見放された男たちの、苦しく絶望的な戦いが始まったのだが…。
--------------------------------------------------------------------

ロシア版「バンド・オブ・ブラザーズ」って・・・
それはJAROに訴えられるレベルだと思います、同志!
トラクターに鉄板かぶせた戦車は見るからに低予算です、同志!

こほん、落ち着いて見ると・・・邦題は万人向けに「捕虜大隊」と意訳されていますが、
WWⅡ赤軍の懲罰大隊(超×大隊?)を舞台としたお話です。
懲罰大隊とは、リード文にもあるように、
要するにいろんなところで有罪なっちゃった人が送り込まれる部隊です。
司令部にとっては消耗してもいい兵士達なので、いろんな汚れ仕事や、
地雷処理とか、敵陣攻撃の露払いを武器なしでやらされます。
後ろからは保安部隊の機関銃が逃げ出さないように監視しています。
前に敵、後ろに下がれば即射殺の環境下で、補給も後回しです。

よくシミュレーションゲームでソ連軍を担当する人が
「3:1の戦闘比率でAR(攻撃側退却)出しやがって、このユニットは懲罰大隊行きだ!」
とダイスの不運を罵ったりしますが、本当に懲罰大隊に入ったら
どうなっちゃうか、恐ろしさが身に染みてわかります。
おまけにスターリン政権下の赤軍なもんだから;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
要するにストーリーは、ものごっつ大雑把に言うと
【兵隊やくざ×独立愚連隊-爽快感+いじめかっこわるい】という数式が成り立ちます。

よくもまあこんな、人生負け犬顔の役者をそろえたものだ。(笑)

赤軍版「どん底」というか、いやー、重いわ。でも、いい重さだわ。
ウラソフ師団募兵とか、アネクドートで収容所行きとか、レンドリースのジープとか
小ネタ満載です。セキグンスキーの方は必見ですよ。
(オラの周りにいるのかそんな奴?)

(^v^)ノ

【マッコイ式戦争映画採点表】(今回からフットボール形式にしました)
ストーリー(5.5) テーマ希少価値(6.0) 役者演技(6.0)
史実再現(6.0) 高揚感(4.5) 男泣きレベル(6.5)
戦争やりたくなくなる度(6.5) 兵器マニアック度(5.0) 総合評価(6.0)
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by mccoy1234 | 2005-11-10 00:43 | Sinema

ファイアー・アンド・ソード

バルト大攻防戦がアウトだった時のために
保険として借りといた、もう一つのDVDです。99年のポーランド映画。
リード文によると・・・

ノーベル文学賞を受賞したヘンリク・シェンキェヴィチの
「クオ・ヴァディス」を映画化したスペクタクルアクション。
17世紀のポーランド王国を舞台に、コサック、
隣国タタールによる三つ巴の国家間争いを、
王国軍中尉ヤンとコサックの娘ヘレナの恋愛劇を交え壮大なスケールで描く。

とのことだが、もうだまされないぞ!
ところがオープニング、宿敵のコサック首領と主人公の邂逅シーン。

「さらばだ、私の本名を明かそう。私はボフダン・フメリニツキ!
どがーん、雷鳴! (暗転) そしてタイトルが炎文字でしゅどーん!
「OGNIEM i MIECZEM」(ポーランド語読めねえよ・・・)

( ゚д゚)・・・・・・

いや、これは・・・おもしろい。うーむ・・・
あっコサック軍団だー(*゚∀゚)=3ムハー!
あっポーランド竜騎兵だー(*゚∀゚)=3ムハー!

ストーリーが駆け足で、場面状況が飛躍していて、全然わかりません。
でも、このニ軍のドツキ合いさえ見れれば、もう満足です。おなかいっぱいです。
正直、口ひげ戦士フルスロットル状態で、
話なんかどうでもよくなりました。リード文と照らし合わせてどうか、
なんて、吹っ飛びました。ええ、もう。

コサック!竜騎兵!コサック!竜騎兵!そしてちょっとだけタタール!

(*゚∀゚)=3ムハー!

キャラ的に両手剣を振り回すポドピピエンタがよい。(スゲエあっけなく死んじゃうけど)
あと悪役のボフンも剣戟がカッコイイね。曲刀ですべるようにシャリンシャリンと!
それから荒くれコサック全員! 熱い漢だよおまいら、くう~(^v^)ノ

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【マッコイ的戦争映画番付】 前頭
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by mccoy1234 | 2005-11-02 01:07 | Sinema

バルト大攻防戦

バルト海の国、エストニアの戦争映画です。
第一次世界大戦の直後、ソビエトの干渉を退けて
内戦に勝利して独立を達成した(ということになっている)
時代の学生義勇兵が主役の映画です。
およそ日本では歴史の授業ですっ飛ばされるところですが
たぶんエストニアの人々にとっては、思い入れ深い出来事なんでしょう。

しかし、タイトル邦題の
「バルト大攻防戦」って・・・
いや、“大”じゃないし・・・
そもそも“攻防”しとらんし・・・

クライマックス戦闘シーン、小隊衝突規模で1回きりだし・・・
だだっぴろい原野の遭遇戦で、ぱすん、ぱすん、とたたたた・・・
と小銃と機関銃撃ったあと、「うらー」と援軍が来て、プレイヤー側勝利でおしまい。

学生さんが、若気の至りから銃握って志願したけど、
「ひゃーおっかねー」と野蛮なロシア軍から逃げ惑う、
どっちかというと甘酸っぱい青春映画テイストで撮られています。
(お約束のようにヒロインが出てきて主人公といちゃいちゃしてるしー)
全編通じて「ふにゃにゃーん」というカンジだよ。
でも、ろくに訓練してない兵隊が戦線に出るとどういうものか、その辺は参考になる。

だけど、このジャケットの、アオリ満々の合成写真は何なんだよ!!!!

<リード文より>
彼らの使命はただ一つ、南部の要衝“タルトゥ”を奪還せよ!
雪原の非情戦線を壮大なスケールで描く感動・戦争アクション巨編!

お れ は (ま た) だ ま さ れ た

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【マッコイ的戦争映画番付】 序二段
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by mccoy1234 | 2005-11-01 00:06 | Sinema